①K熱電対のセンサーが2本の意味は1本は通常の温度制御用、
②もう一本は「任意の温度設定が可能な」独立式過昇防止機能
用のセンサーとして働いています。
③このほかメインの温度調節器だけでも設定温度より100℃高くなると
自動でヒーターへの送電を止める機能があります。
※例えば①で500℃で運転する。
②は+150℃の650℃で設定する。
もし600℃に異常加熱した場合も③が働いて止まる。
もしメインの温度調節器が故障して①③が働かなかったとしても
②が働いて運転停止します。
このように①が壊れても②が①に関係なく完全独立した安全装置として
働くというのが 独立過昇温度防止装置の意味です。