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  • No : 30340
  • 公開日時 : 2019/07/25 18:22
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[3-6753]ユニットについているファンの動作条件を教えてください。

フロストドライデシケーターについている2つのファンの動作条件を教えてください。
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回答

ドライユニットには図のように主に2つのファンが搭載されています。
1つは庫内でペルチェユニットとともに冷却、氷化、水滴化を行い
もうひとつは庫外で水を蒸発させることに利用されます。
 
このファンの動作ON-OFFはマイコンユニットで制御されており
庫内湿度をみながら 適切に運転停止、切り替えを行ないます。
庫内湿度が適正に下がっているようでしたら機器は故障していませんので
ファンのON-OFFについてはお気遣いいただく必要はございません。
 
 
 
 
※以下取扱説明書 より引用しております。
 
デシケーター庫内のアルミニウム製冷却フィンをペルチェ素子によって冷却し、
庫内と冷却フィンとの温度差を利用し、空気中の水分を冷却フィン表面に結露
することで除湿します。
フロストドライデシケーターでは、従来の冷却除湿方式と比較し、さらに低湿度
での保管を可能にするため、冷却フィンの表面温度を低く設定しています。
そのため、冷却フィンの表面が白く氷結します。また、冷却フィンに結露・
氷結した水分の回収は除霜運転(一時的にペルチェ素子を停止し、解氷用ファン
により表面の氷を融解)により回収します。この除霜運転のサイクルは冷却
フィン表面温度の変化、庫内の湿度量等により自動的に設定されます。
 
【除霜運転について】
除霜運転は庫内の湿度量・冷却フィン表面の温度変化により約 30 分~2 時間程度
のサイクルで実施されます。
除霜運転が開始しますと、一時的にペルチェ素子の運転を停止するため、ファンの
運転音がストップしますが(条件により異なりますが、約 30 秒~2 分程度)機器の
異常ではありません。次にファンの運転が開始するとともに、
冷却フィン上部の解氷用ファンが回転します。以上が除霜運転で、終了後通常の
除湿運転に切り替わります。
 
【回収した水分の放出方法について】
また、回収された水分は冷却フィン下部の吸水素材によって吸収され、
庫外へと移動します。庫外へ放出された
水分は一時的に本体カバー内部の水受けトレーに蓄積しますが、放熱用ファンにより気化します。

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