下記ご参照ください。
●パージ式でのガス置換について
→パージ式でのガス置換は可能ですが、パージバルブの径が大きくありませんので、
導入する窒素ガスの量(圧)が大きいと、庫内の陽圧が高くなりますので、ガス量の調整が必要になります。
・接続部分は下記規格です。
グローブボックス:真空ゴム管φ8mm用×2個(内1個は本体に付属済み)、真空ゴム管φ13mm用×1個
ポンプ:吸気管 KF-25(NE-25)
・接続方法
①ポンプ付属の吸気配管を取り外し□50吸気アダプター(
1-2104-01)を取り付けてください。
③クニロン真空ーホース φ7.5×φ20mm(
6-544-05)で真空ポンプと真空グローブボックスを接続します。
必要に応じ、オイルミストトラップ OMT-200A(
1-896-04)の装着をご検討ください。
もし空気が漏れるようでしたら、フッ素シールテープ(PTFE)(
1-7057-03)でシールしてください。
→取替用手袋大(
1-8388-01)には穴は開いておらず、組み合わせて使用されますと膨らんでしまうものとなります。
その為、組み合わせる前に針などで空気抜きの穴を開けてから組み合わせてください。
※3-4084-01に付属している手袋は穴が開いている仕様なので、
本体に組み合わせた際に手袋が膨らまないようなものとなっております。
●Q&A
Q:一度低真空にすれば、開け閉めしない限りは高いレベルで真空環境を維持できますか。
↓
A:筐体の材質(アクリル)がステンレスやガラスほどの気密性がありませんので、
高いレベルで環境(窒素濃度や湿度)の維持は困難です。
少量でも窒素置換を継続しながらご使用いただくことをお勧めいたします。
Q:グローブが膨らんで使用できない場合の改善方法を教えてください。
↓
A:真空に引かれる際に手袋の上からフタを閉めて頂いておりますでしょうか。
減圧時には、グローブの上からフタをしないと真空になりません。
真空にして頂いた後、ガス置換して頂くと思いますが、
穴はピンホール程度ですのでガス置換後にグローブ作業をする際には問題にならない程度です。
(※真空下での操作はできません)