長時間、圧力の保持ができない理由は、油圧ジャッキの構造によるものです。
加圧の際、ハンドルを上下させますが、上下動に合わせてオイルが逆止弁を通って油圧ジャッキのピストン側に移動し、ピストンを上昇させます。
ピストンが上昇し、加圧対象物に圧力が加わり始めると、油圧ジャッキ内のオイルにも圧力がかかり、逆止弁に逆圧が加わります。
ハンドルを上下させ、油圧ジャッキの圧力を上昇させている間は、逆止弁の逆圧によりオイルの逆流は防がれます。
必要な圧力まで上昇させ、ハンドルの上下動を終了されると、加圧対象物の縮みなどにより、油圧ジャッキ内のオイルに掛かる圧力が低下します。オイル圧力の低下に伴い、逆止弁への逆圧も低下し、オイルが逆流できる状態となり、油圧ジャッキの圧力も低下します。
特に、加重が製品仕様の最大加重に対して50%を下回る場合は、油圧ジャッキの圧力低下が発生しやすくなります。製品選定の際には、実際に必要となる圧力やご使用用途を十分にご確認ください。