pH計の電極は比較的不安定であり、指示値の信頼性を保つ為に、
使用開始時やpH電極交換時だけでなく、
使用中も微妙に変化するため校正液をつかって定期的に校正を行う必要があります。
※pH計とちがって導電率計、TDS計は校正が原則不要です。
pH計の校正は電圧を測ってpHの値(H+イオンの数)に変換する計測機器だとイメージしてください。
pH4校正液はH+が4個入っています。 pH7には七個です。
その時の電圧を計測してそれぞれ1V=pH4 3V=pH7と校正決定します。
※校正液が古いとH+イオンの数が違ってくるので正しい校正ができません。
1V=pH4 3V=pH7で2点が決まったのでpH計内部には
下図のような直線グラフが作られて記憶されます。
↓この内部グラフを作る作業がpH計の校正です。
ここでpHの値がわからない電圧2Vを示す液体に漬けたとすると
上記グラフから推測して pH4と7の中間 pH5.5だと表示されます。
このようにpH4、7の校正液で内部グラフを作るのが2点校正です。
1点だけだと下図の赤青線のように傾きが不確かで
フラフラするため2点校正が望ましいのです。
中間のpH7近辺1点だけを校正して
傾きを固定したグラフを作るのが1点校正です。
傾き固定の1点校正pH計もあります。
2点校正だけでも機器内部に直線グラフは書けますが
3点校正を行うとより広い範囲で正確なグラフが描けます。
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