CIPとは Cleaning In Placeの略で定置洗浄と訳されます。
装置を分解せずに装置内部を洗浄剤などで自動的に洗浄を行うシステムです。
単に機器を洗浄するだけでなく微生物除去も含めた洗浄方法のことを言います。
CIP洗浄後のリンス液などを採取して菌が残っているか調べるような
液体検査も行われています。(水中のATP測定と呼ばれます。)
逆に分解して洗浄することをCOP(Cleaning Out Place;分解洗浄)といい、
構造の複雑な機器や部品の洗浄、床・壁・天井・タンク外面等の洗浄に採用されます。