HSコードとは 英語の
「Harmonized Commodity Description and Coding System」からきております。
輸出入する際に「これはどういう商品なのか?」
を名称だけでは判別することが難しいため
各国共通の分類を行う際のシステムです。
これらは輸出入の可否や関税を決める元になるため
輸出時にはHSコードと主な材質、価格を申告する必要があります。
HSコードは最終的には各国の税関が判断、決定するものであり
弊社ではHSコードのお問い合わせには回答しておりません
(輸出される方が決定し、申告するものだからというのが理由です。)
ですが、たとえば
「HSコード 乾燥器(商品の一般的な名称)」
で検索すると近い回答が得られます。
こちらに詳しく解説されておりますので ご参考までに
「アズワンブランド品はアズワンがメーカーなのだから
HSコードはアズワンが回答するべきだ」
とおっしゃるお客様や通関業者が多くいらっしゃいますが
輸出業者でもないアズワンがHSコードを決めるのは間違っている
と国税局より指導があったため現在は回答しておりません。
あしからずご了承ください。
■HSコードの考え方
通関に必要な事項は HSコード、主たる材質、価格、原産国、英語名等 です。
部品等わかりにく商品は用途を聞かれる場合もあります。
HSコードを最終決定するのは各国の税関であり、見解の相違は必ず起こります。
例えば、 鉄のコップは金属製容器、または食器ですが
純金のコップは貴金属とみなされHSコードが異なり関税率が異なる場合があります。
純金のコップを安価な食器で申告すると商品価値の虚偽申告です。
これは外為法違反となる可能性があります。
ただし、用途は食器なのでHSコードも食器、材質は金、
価格もそれなりに正確であればそれは正確な申告方法だと考えます。