下記ご参照ください。
<製品仕様>
●梱包サイズ:35×45×55cm、梱包重量:13kgです。
●セット内容は下記の通りです。
・本体
・ガラス角セル(光路長10mm) 4本
・CD(ソフト)
・取扱説明書(ソフト用)英文
・取扱説明書(ハード用)和文
・出荷時チェックリスト(中文+英文)1枚
※付属しているセルの仕様について
サイズ:12.5×12.5×45mm(内寸:10×10)
光路長:10mm
光軸の高さ:15mm程度
1.4ml容量のセル~標準的な3.5ml容量のセルをご使用いただけます。
1.4mlのセルを使用した場合、計算上の目安として最少サンプル量は約0.6mlです。
保存方法としてはセルホルダーなどに入れて乾燥して保管していただくようなものとなります。
シリカゲルは在庫時に入れているもので、通常保管する際は特に入れる必要はございません。
※付属品の「4連セルホルダー」とは、4個のセルを直列にセットするホルダーで、
手動でホルダーに付いている引き棒を操作してセルの位置を変えることにより、
4個のセルを取り替えることなく測定できるものです。

●使用可能なセルの仕様について
サイズ:12.5×12.5×45mm
光路長:10mm
(※試験管は使用できません。)
※測定できるのは下記になります。
・透過率:0-~200%
・吸光率:-0.3~3A
・濃度 :0~1999C
●電源プラグは3Pです。
●本商品は測定波長領域の波長を指定して測定します。
自動で波長をスキャンしながらの測定には対応していません。
また、試料ホルダーにガラス角セルをセットしての測定を前提にした商品となります。
●測定範囲:透過率/0~200%Tの意味について
通常の透過率は0~100%ですが、測定液に光を散乱させる性質があった場合、
対照を蒸留水等で合わせるとこの測定液は見かけ上の透過率が100%以上になることがあります。
本製品の測定範囲:透過率/0~200%Tは、
この様な特殊な場合でもその数値を表示することができるということです。
●取扱説明書P10のK、B値とは
検量線Y=ax+bで一般的に表される一次関数の「傾き:a」がK、「切片:b」がBとなります。
よって、Kはモル吸光係数でBはベースラインの吸光度となりますが、
本器はその後の操作で「リファレンスセル」のゼロ調を行いますので、B=0として入力をお願いいたします。
●フローセルは、チューブ出入口がなく使用不可能です。
●波長合わせは手動です。
●DNAの測定はできません。
●設定波長は0.5nm毎です。
●小数点以下3桁まで表示可能です。
●ランプ寿命は約2000時間です。
●検量線は記憶されない為、都度設定が必要です。
●ランプはランプ交換の後に光軸の調整が必要になるため修理対応となります。
●フォトダイオードアレイ式ではなく、光電池式です。
●波長の制御は干渉フィルターではなく回折格子で行っています。
●Aとは吸光度のことで、吸光度-0.3~3に対応しています。
●光量低下等装置的な異常が発生した場合の確認機能はありません。
●オートゼロ機能(ワンボタンで吸光度のゼロ合わせ)はあります。
●光が当たっている範囲はW2.5mm×H6mmです。
●光が通っている幅は約25mmです。
●全波長スキャンには対応していません。
●スペクトルバンド幅は4nmです。
●セルを装着しカバーを下げた時点で測定が始まります。
●微生物や菌の濁度の測定には適しません。
●540nmで行うのであれば亜硝酸根の測定は可能です。
●蛍光体の色度は測定できません。
●物質の同定(特定)はできません。
●水溶液に溶けている液体を測定する場合はリファレンスは水を使用してください。
●ブランクで調整すると水を入れると誤差が出る可能性があります。
●吸光度用と透過率用の2種類のキャリブレーションがあります。
<Q&A>
Q:メッキ液中に含まれるコバルトを測定することは可能ですか。
↓
A:メッキ液には、スズ、ニッケルやクロム、シアンなどの高濃度の他の成分も含まれているので
一概には言えませんが、分析条件を選択し、発色試薬等の条件を応用すれば可視部吸光光度法により
コバルトを測定することは可能と考えられます。しかし弊社では詳細はわかりかねます。
本製品はレンタル機の用意がありますので、お客様が実際にお使いになって検討されることをお勧めします。