• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 253239
  • 公開日時 : 2023/05/16 17:41
  • 印刷

[共通]真鍮と黄銅の違いを教えてください。

回答

真鍮はいわゆる慣用名で、JIS規格の名称が黄銅で 英語名はどちらもBRASSです。
銅と亜鉛の合金という点において両者に違いは何らありません。
違いは以下のとおりです。
 
1. 合金の主成分の違い:真鍮は、銅と亜鉛が主成分であり、亜鉛の割合が30%未満のものを指します。 一方、黄銅は、銅と亜鉛が主成分であり、亜鉛の割合が30%以上のものを指します。
2. 見た目の違い:真鍮は、黄色がかった金色の外観をしています。 黄銅は、黄色の外観をしていますが、真鍮よりも鮮やかな黄色をしています。
3. 特性の違い:真鍮は、耐食性や耐腐食性に優れ、錆びにくく、磨かれると美しい金色の輝きを放ちます。 一方、黄銅は、強度や硬度に優れ、切削加工や押し出し加工に適しています。
4. 用途の違い:真鍮は、管や配管、モノグラム、金属製家具、装飾品、楽器の管、プレート、スイッチ、硬貨など、広く利用されています。黄銅は、装飾品、キャンドル台、芸術品、金属製家具、装飾金具、音楽用器具の管、飾りのついた馬具、硬貨など、広く利用されています。
 
以上の違いから、真鍮と黄銅は、見た目・特性・用途において異なる特徴を持っています。

この内容で解決できましたか?

よろしければご意見等お聞かせください! ※お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます