プログラム運転では、下記の動作が可能です。
・設定温度まで、設定時間に従って、温度を変化させる。(温度勾配プログラム)
・設定温度で、設定時間、温度を保持する。
・プログラム運転の全てのステップ終了後、最初のステップに戻ってプログラム運転を繰返す。
繰り返し回数は、最大99回です。
繰り返し数を「0」に設定すると、プログラム運転を無限に繰り返します。
・プログラム運転終了後、最後のステップで設定した温度で保持する。
・プログラム運転終了後、運転を終了する。
詳細は、こちらより取扱説明書をご参照ください。
・ステップ1で、目標温度SV-1を150℃、t-1時間に設定すると、t-1時間かけて150℃に到達するよう、
温度調整します。
時間を1時間10分に設定する場合は、「1.10」と入力します。
整数部分が時間(h)、少数部分が分(min)となります。
・ステップ2以降で、前のステップと同じ温度を設定すると、設定時間温度を保持します。
・ステップ2以降で、前のステップより低い温度を設定すると、設定した時間をかけて温度を下降
させます。
※冷却機能はありませんので、下降速度は自然冷却です。
・なるべく短時間で目標温度に到達させ、その温度を一定時間保持したい場合は、下記のように、
2ステップを使用する設定方法があります。
最初のステップで目標温度を設定し、設定時間は最短の1分にします。
次のステップで同じ目標温度を設定し、保持したい時間を設定します。
※注意
・1分間で設定温度に到達しない場合でも、1分経過後、次のステップに移行します。従いまして、
目標温度での保持時間は設定時間よりも短くなります。
・設定条件によっては、目標温度に対するオーバーシュートが大きくなる場合もあります。
※注意
・設定時間内に目標温度に到達しない場合でも、設定時間になると次のステップに移行します。