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  • No : 126594
  • 公開日時 : 2021/07/01 15:36
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[6-8010-01]消毒用アルコールで拭くと亀裂だらけになりました

山本光学
6-8010-01 JIS安全メガネ No.337
 
8年ほど前に購入したもので、化学実習室に120個ほど保有しているのですが、うち1個の表面が亀裂だらけになってしまい、原因を気にしています。

共用品のため、消毒用アルコールで拭いたことが原因かと気にしております。
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回答

結論として今回メガネに亀裂が入ったのは経年劣化による可能性が高いと思われます。
 
寿命は、使用頻度、使用状況により異なりますが、一般的には3年~5年程度です。
8年前にご購入されたのであれば、寿命が来てもおかしくないと考えます。

レンズのペトロイド(ポリカーボネート)表面硬化加工レンズはアルコールに耐薬品性影響なしとなっております。

アルコール洗浄が直接の原因とは考えにくいですが、
何度も繰り返し、アルコール洗浄しますと、
表面硬化層が劣化あるいははがれたりする可能性は否定できません。
 
その場合、PC素材自体は有機溶剤に耐薬品性は
余り良くありませんので実験中に化学薬品のミストをあびると亀裂やクラックが入る可能性はあります。

消毒のためアルコールでのふき取りをされたいのであればふき取り後さらに水での洗浄をお勧めします。

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