・耐切創繊維(切れにくい機能性繊維)でつくられた手袋を耐切創手袋と呼びます。
切れにくさを決められた試験方法で評価し、数値化したものが"耐切創レベル"です。
★ここでいう「切れにくさ」とは、生地に対して刃をあてて滑らせて切れるかどうかを意味します。
刃の突端や針を「突き刺す」ことへの強さではありません。
・現在 日本で流通している商品の多くは、機械的リスクに関する規格:EN 388の定める
規格基準のなかの、耐切創レベルをあらわしています。
・耐切創レベルを定める EN 388規格は、2003年版から2016年版に改正されました。
(以下それぞれ EN 388:2003、EN 388:2016 と表記します)
改正後のEN388:2016 は、耐切創性をより正確に評価できるよう、
従来の回転刃試験(クープテスト)に加え、EN ISO 13997 TDM試験が追加されましたが、
現状はEN 388:2003、EN 388:2016の表示が混在しています。
このため、耐切創レベルの表示には、
耐切創レベル 3(EN 388:2003) ←回転刃試験値を表す数字1桁のみ
耐切創レベル 3C(EN 388:2016) ←回転刃試験値とEN ISO 13997 TDM試験値の2桁表記
のように追記し区別されています。
参考:各試験方法
一般財団法人 カケンテストセンターホームページ (外部サイト)より
(※上記いずれも2021年12月現在URLです リンク切れの際は下記アンケートよりお知らせください)
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